弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。本日は「る」
[る] ルックスより フローラ気になる 未来のお見合い | ヒトの寿命は細胞内の遺伝子に刻み込まれた内容によって決まっていますが、それはいわば臓器の寿命とも言えます、実際はどのような食生活を送るか、肉体的、精神的なストレスの加わり方などによっても、大きく影響があることもあります。 しかし一方で、腸内フローラと呼ばれる腸内菌の集まりによって、腸内細菌の影響は 免疫力の強さなど健康面だけでなく、宿主(しゅくしゅ)である私たちの性格などにも影響を与えている可能性があります。 現時点で、どのような腸内フローラを持っているのかを調べる技術が進んでいますので、健康情報の一つとして腸内フローラの状態がラインナップされる可能性もあるのではないでしょうか。近い将来、お見合い写真と一緒にお相手の腸内フローラをきにする時代が来るかも・・・ 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
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[る] ルビーより ダイヤより貴重な 免疫力 | ヒト腸内には数百兆匹とも云われる腸内細菌が生息しています。その腸内細菌は腸管免疫機構を介して私たちの免疫に大きく関与していることが分かってきました。 免疫という言葉は文字通り、病気や外敵(疫)から免(まぬが)れるための仕組みですので、私たちの体は免疫機能に守られているおかげでなかなか病気にはかからず、80年以上も生きることができるのです。 免疫機構の価値をお金に換算することなどできませんが、その存在は私たちにとってまさしく宝石のように貴重な存在であると言えるでしょう。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
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[り] 臨床で 最終確認 機能性 | 薬であれ機能性成分であれ、その薬効や機能性を確認し商品として販売するには、様々なステップを踏んで確認することが求められ、これをASSY(アッセイ)と呼びます。 最近では、生きた動物を使ったバイオアッセイは動物保護の観点からもなかなか実施しにくくなってきました。バイオアッセイに変わって増えているのが生きた細胞を使ったセルアッセイです。 セルアッセイなどで特定成分の機能性が確認された後は、いよいよ最終的にヒト臨床試験によるアッセイが行われます。 しかし動物や脂肪と違って、人間の場合には安全性の補償はもちろんですが、意識を持った人間ですので結果を左右する多くの問題があります。その一つがプラシーボ効果と言われるもので、「この薬は糖尿病に効果があるのですよ」などと先入観年を与えられてしまいますと、実際は効果がない薬でも血糖値が下がるなどの結果が出てしまう場合があるのです。 このようなことが起こらないように、臨床試験は臨床薬理学という学問によって科学的に確立された方法に従って行われる必要があるのです。 ところが、このような科学的に確立された方法をとらずに行わ・・・
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[ら] ライバルが いるから頑張る 腸内細菌 | 腸内フローラを構成する細菌の状態は、 出生直後から何十年といった長い時間をかけて変化していくなかで現在の腸内フローラに落ち着いていると言えます。 腸内細菌は、自分たちの仲間とそうでない他の菌とを明確に区別することができますので、乳酸菌であれ病原菌であれ、腸内に届いた菌は全て追い出されます。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
粉体加工について
弊社で乳酸菌生産エキスを粉体化してスティックに詰めた場合、そのスティックの中に元々の原液が何グラム入っているのか、ということについて解説します。
弊社の「回揮源100」は、乳酸菌生産エキス原液100%に加えて菌体成分を製造限界の40%まで粉体化し、乳酸菌エキスと菌体のダブル成分で実現できる高機能が特徴です。
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[よ] ヨーグルト 健康願って ワンコイン | 健康のため、と100円前後のヨーグルトに様々な願いを込めて飲んでいる方も多いと思います。 食品としてのヨーグルトや、ある程度の機能性が証明されている乳酸菌を使用した乳酸菌飲料などが健康に良いとされることを、あえて否定するつもりはありません。 が、乳酸菌を飲んでいれば健康になるとか、ヨーグルトを食べていれば免疫力が上がるなど、過度の期待をすることには否定的です。1g中に○○匹の乳酸菌が含まれている、などグラムあたりの乳酸菌の数を強調している商品も見受けられますが、乳酸菌の機能性は数で決まるものではなく、非自己の菌としてすぐに排泄されることを前提とした宣伝とも言えます。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
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[よ] よそ者を 全て追い出す 腸内菌 | 腸内フローラを構成する細菌の状態は、 出生直後から何十年といった長い時間をかけて変化していくなかで現在の腸内フローラに落ち着いていると言えます。腸内細菌は、自分たちの仲間とそうでない他の菌とを明確に区別することができますので、乳酸菌であれ病原菌であれ、腸内に届いた菌は全て追い出されます。 腸内へ乳酸菌飲料などで乳酸菌を送り込み、直接腸内フローラを別の菌を優勢に変えてしまおうという乱暴な方法は、効果は期待できません。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。本日は「ゆ」
[ゆ] 優秀な 菌と呼ばれる 乳酸菌 環境変われば ただのよそ者 | 乳酸菌メーカーが販売する乳酸菌について、その機能性をアピールする場合、その方法はだいたい決まっており、多くは乳酸菌単体での免疫活性を調べたり、悪玉ホルモンを低減させる機能などが測定されます。 乳酸菌を使ったこれらの試験の多くは、1種類の乳酸菌単体で行われるため、実際にそのような乳酸菌を私たちが製品として飲んだ場合、私たちの腸の中で同じことが起こるかどうかは、また別の話です。 腸内にたどり着いた際に、非自己、つまりもともと自分の腸内にいる乳酸菌でない場合は、圧倒的に多くの既存の腸内細菌に攻撃される(排除される)運命にあります。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
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[や] やすやすと 腸内フローラ 変わりません | 年齢と腸内フローラ 腸内フローラの年齢変化でまず思い浮かべるのは、東大名誉教授の光岡先生の描いたグラフです。 腸内細菌の数が年齢とともに変化し、若い頃には優勢(数が多い)だった善玉菌が年齢とともに減少し、替わって悪玉菌が増加していくさまがグラフに表されています。 腸内フローラを構成する細菌の状態は、このように何十年といった長い時間をかけて変化していくものですので、一時的に下痢をしたり便秘になった事で、腸内フローラが簡単に入れ替わってしまう事はありません。 恒常性というはたらき 腸内の状態というものはやじろべえの様に、一定の細菌の種類や数が安定して保たれる仕組みになっています。これを恒常性と言います。恒常性のおかげで、たとえヨーグルトや乳酸菌飲料など善玉菌を飲んで腸に送り込んだとしても、腸はすぐさまそれらを異物として排泄してしまい、元の状態に戻ります。 つまり、様々な要因によって状態が悪化した腸内へ乳酸菌などを送り込み、直接腸内フローラを善玉菌優勢に変えてしまおうという乱暴な方法は、上記理由でさほど効果は期待できません。 腸内フローラ・・・
カスピ海ヨーグルトの怪
消費者を惑わせる植物性乳酸菌の話しの次に、スーパーで売られているカスピ海ヨーグルトのお話しをしましょう。数年前に、農芸化学会というバイオサイエンスの最先端の研究者が集う学会に参加した時の発表内容で、某大学の研究チームによる、カスピ海ヨーグルトの遺伝子分析結果に関するものがありました。 件の内容は、カスピ海に隣接するヨーグルトとして販売されている製品数種類の遺伝子を解析したところ、すべてカスピ海周辺で食用されている菌株とは異なる株であった、というものです。カスピ海のある地域は、黒海とカスピ海にはさまれた、乳酸菌の故郷や長寿で有名なコーカサス地方です。研究グループは、実際にカスピ海まで出かけていって、付近で食されているヨーグルトに使われている菌株を採取し、全て持ち帰り日本でカスピ海ヨーグルトとして販売されているヨーグルトと比較するため、遺伝子解析をした結果です。つまり・・・カスピ海近郊で食されているヨーグルトなどから採取した乳酸菌を使ったヨーグルト、ということで宣伝されていた製品が、実はカスピ海でなく、別のところで使われていた菌株を使っていた偽装食品であるという事でした。後を絶たない産地が・・・