[ゆ] 優秀な 菌と呼ばれる 乳酸菌 環境変われば ただのよそ者 | 乳酸菌メーカーが販売する乳酸菌について、その機能性をアピールする場合、その方法はだいたい決まっており、多くは乳酸菌単体での免疫活性を調べたり、悪玉ホルモンを低減させる機能などが測定されます。 乳酸菌を使ったこれらの試験の多くは、1種類の乳酸菌単体で行われるため、実際にそのような乳酸菌を私たちが製品として飲んだ場合、私たちの腸の中で同じことが起こるかどうかは、また別の話です。 腸内にたどり着いた際に、非自己、つまりもともと自分の腸内にいる乳酸菌でない場合は、圧倒的に多くの既存の腸内細菌に攻撃される(排除される)運命にあります
弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。(2 / 6ページ目)
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[や] やすやすと 腸内フローラ 変わりません | 年齢と腸内フローラ 腸内フローラの年齢変化でまず思い浮かべるのは、東大名誉教授の光岡先生の描いたグラフです。 腸内細菌の数が年齢とともに変化し、若い頃には優勢(数が多い)だった善玉菌が年齢とともに減少し、替わって悪玉菌が増加していくさまがグラフに表されています。 腸内フローラを構成する細菌の状態は、このように何十年といった長い時間をかけて変化していくものですので、一時的に下痢をしたり便秘になった事で、腸内フローラが簡単に入れ替わってしまう事はありません。 恒常性というはたらき 腸内の状態というものはやじろべえの様に、一定の細菌の種類や数が安
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[も] もしかして フローラ相性 良いのかも | 脳腸相関 腸と脳の機能の一部が連携しているという、脳腸相関という考え方があります。相関という言葉には、腸の状態が脳に影響を与えるという方向と、脳の状態が腸に影響を与えるという双方向の働きがあります。 昔から、「腹黒い奴、腹の底から、腹を据えて・・・」など、腹という部分がヒトの精神部分に関与しているという考え方が根強く残っているのも、脳腸相関が現実的な現象として私たちの中に浸透してきたのだと思われます。 そう考えますと、私たちが頭の中で感じたり考えたりしている様々な事に、腸内フローラが関与していることを、現実的に考えざるをえません。 脳のコミュ
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[め] ミリよりも 千分の一小さい 腸内菌 | 免疫という言葉は、病気や外敵(疫)から免(まぬが)れるための仕組みからきています。私たちの体は免疫機能に守られていますので、なかなか病気にはかからず、80年以上も生きることができるのです。 大まかに言いますと、実際の免疫機能は常に自分のからだと同じものを自己、異なるものを非自己として認識していて、区別して扱っています。 そしてもし、非自己が体内に侵入してきた場合にのみ、これに反応して排除しようとします。この場合の非自己を抗原(こうげん)といいます。そして、抗原の侵入に対するこのようなからだの反応を免疫応答といいます。 万が一、自己であるものを非
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[む] 無理しても 善玉増えない 金の無駄 | 腸内フローラを構成する細菌の状態は、このように何十年といった長い時間をかけて変化していくものですので、一時的に下痢をしたり便秘になった事で、腸内フローラが簡単に入れ替わってしまう事はありません。 腸内の状態というものはやじろべえの様に、一定の細菌の種類や数が安定して保たれる仕組みになっています。これを恒常性と言います。恒常性のおかげで、たとえヨーグルトや乳酸菌飲料など善玉菌を飲んで腸に送り込んだとしても、腸はすぐさまそれらを異物として排泄してしまい、元の状態に戻ります。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カ
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[み] ミリよりも 千分の一小さい 腸内菌 | ミクロンは長さの単位で、1ミリメートルの1000分の1。現在は1μmマイクロメートルという単位です。乳酸菌の大きさはおおよそ0.5~10μm(マイクロメートル)ぐらいの大きさですので、やはり1ミリの1000分の1から100分 の1の大きさということになります。何れにしても目で見てわかる大きさではありませんので、顕微鏡レベルの大きさ、ということになります。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
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[ま] 毎日の お便りばかりを 心配し フローラ乱して 悪循環 | 女性にとって便秘は大きな悩みの一つだと思います。確かに、毎日排便が出来ないことで、精神的にイライラするだけでなく、人それぞれ多種多様なトラブルを生じることも事実です。 しかし、毎日の排便を習慣化しようとするあまり、下剤で無理やり腸を動かし排便を促すことが、腸内フローラの状態をも悪化させ、さらなる悪循環を引き起こす結果になる場合も少なくありません。 何日もお通じがなく苦しい状態を回避するために、止むを得ず下剤を処方する場合もあると思いますが、これらの薬剤が必ずしも腸内フローラの状態を改善するとは限らないことを認識すべきです。
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[ほ] ホルモンは 微量で健康 左右する | 私たちの体内は、いつも一定の状態に保たれていて、これをホメオスターシス(恒常性)といいます。この恒常性が維持できなくなると健康が損なわれ、生命にまで危険になります。 このホメオスターシスを維持するシステムは二つあり、一つが神経系で、もう一つがホルモンです。 体内にはホルモンを作る器官がたくさんあり、体内の状態が通常状態から外れるとホルモンをつくる細胞(内分泌腺と言います)からホルモンが分泌され、神経系と共に体内を元の状態に戻そうとします。 ホルモンは、非常に微量でその作用を発揮し、血液などの体液中での濃度が極めて微量でも機能を発揮します。女性ホル
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[へ] 便秘なの 下剤でフローラ 悪循環 | 女性にとって便秘は大きな悩みの一つだと思います。確かに、毎日排便が出来ないことで、精神的にイライラするだけでなく、人それぞれ多種多様なトラブルを生じることも事実です。 しかし、毎日の排便を習慣化しようとするあまり、下剤で無理やり腸を動かし排便を促すことが、腸内フローラの状態をも悪化させ、さらなる悪循環を引き起こす結果になる場合も少なくありません。 何日もお通じがなく苦しい状態を回避するために、止むを得ず下剤を処方する場合もあると思いますが、これらの薬剤が必ずしも腸内フローラの状態を改善するとは限らないことを認識すべきです。 食物繊維などによって排
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[ふ] フローラだけ 良くても病気は 治らない | 腸内細菌の研究が進み、腸内フローラの状態が私たちの健康に大きく影響を与えていることは、今や常識とさえ言われるようになってきました。しかし、腸内細菌のバランスが安定しているとしても、加齢に伴い菌自体の活性度は低下していくため、免疫機構の一部としての腸内菌の働きも低下していきます。お通じや消化吸収機能とは別に、良好な免疫力を維持できているかという面で、腸内フローラを捉えるべきだと言えます。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサ
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