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コレは美味い

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午後はケニヤをR19で焙煎、ガテマラSHBを R24で焙煎してブレンドしてみた。コレは美味い。通常ケニヤはR31くらいで深焙煎される事が多いようだが、僕の買った豆だけかもしれないが、深焙煎するより、浅めの焙煎で他と組み合わせた方が嫌味が少なくなり、程よい酸味を補える気がする。ガテマラはsingleでもよいが、劣化した生豆だと正規のパフォーマンスは期待出来ないから、ブレンドして助け合う入れ方が良い様だ。2枚目は分析用にPYLEXの試験管に分注したもの。クリスタルセルと共に、実に映える写真だと感じるのは、多分僕だけだろうね。

コレ、何の入れ物でしょうか?

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コレ、何の入れ物でしょうか?? 若い女性が持ち歩きそうな箱ですが、実は標準分銅の入れ物です。 F2クラスの10 g分銅ですので、±0.6mgの誤差しかありません。ので、この分銅は9.9994 g〜10.0006 gの間の重さと言う事になります。ウチにある秤いくつかで測っても、大体は10.00 g迄の表示でしたが、最も高額の薬剤調合用の秤はさすが、10.017 gと出ました。0.4mgの誤差は有ると言う事ですね。コーヒーの粉の重さなら問題有りませんが、ミリオーダーの実験には不可欠な精度なのです。次回、豆をブレンドする時には、この精度で測ってみましょうか。バリスタの皆さん、あなたの秤は正確ですか?

志村電機珈琲焙煎所

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志村電機珈琲焙煎所に行ってみました。休日にはだいたい、関東近県の有名カフェ店を回ることにしています。このお店は元々電気屋さんだったという、異色のカフェの様です。埼玉からも近いのでちょっと覗いてみました。生豆から焙煎をして提供しているとのことで、私はルワンダが飲みたかったのですが、在庫切れのようで、ルワンダの南隣にある、ブルンジというブランドのハンドドリップをいただきました。味は好みが分かれるところですが、このお店ではSUSか、かなり荒い布のフィルタを使っているのか、飲み終わりのカップの底に残渣が大分残りました。その分、ボディ感ある味わいが得られるという事にもなりますが。ブルンジの豆はサッパリと

濾紙の違いと落下速度の違いを検証

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濾紙の違いと落下速度の違いを検証してみた。1枚目はADVANの定性濾紙101番。これは乳酸菌培養液濾過用に使われる物。手でウェーブしたので多少接触面積は多い。2枚目はHARIOのVCF02の漂白されたもの。3枚目は同じく無漂白のVCF01。濾紙の面積がそれぞれ異なるが、今回はお湯の落下速度なので、接触通過する面積はほぼ同じと考えた。100mlのお湯を正確に計り、95%のお湯が落下するスピードを測った結果。ADVAN 32.5秒HARIO 白 20秒HARIO 無漂白 27.5秒 だった。定性濾紙はキメが細かいので水でも落ちが遅いが、HARIO濾紙は漂白タイプが早く、おそらく無漂白タイプを漂白し

小型焙煎機の焙煎温度を熱電対で測定

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今日は、いつも焙煎に使っているカフェプロ101という小型焙煎機の焙煎温度を熱電対で測定してみた。この機種は、風味で3段階、煎り具合で4段階の設定が出来ることになっているので、それぞれ温度と時間を個別設定できるのだと、勝手に思い込んでいたが、何のことはない、焙煎温度は常に一定で、焙煎時間を12段階に分けてスイッチに割り振っているだけだという事が分かった。焙煎温度はほぼ276.5度だった。プロ用の焙煎機も同じ温度だろうか?取り敢えず最短時間の浅煎りと、最長の深煎りで同じケニアA Aを使いデータを比較してみたが、両者の焙煎ピーク温度が出る時間の差は2分しかなかった。この2分をはさんで、様々な変化が起

挽き目を少し細かくして入れてみた

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今朝は、いつものキリマンにエルサルバドルのブレンド。挽き目を少し細かくして入れてみた。温度も少し変えてみた為、抽出された嫌味成分の分子量変化が少なくなり、後味の良さが長時間続くようになった。2枚目:毎回つけてるデータシートだが、見たい項目が増えていき、抽出しながら書くのが大変になってきた。

キリマンジェロとケニヤでブレンド

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午後はキリマンジェロとケニヤでブレンドしてみた。無漂白の濾紙でプレヒートしたも、あまり意味はないが。エルサルバドルとのブレンドより、かなりイイ感じ。適度な酸味を残したまま、少し深煎りしたケニヤのボディ感がマッチしている。このまま経時変化がすくなければ、お気に入り入りとしよう。ビーカーはマニアックかもしれないが、HARIOではなくP ilexなのでブランドなのだ。

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