バイアス同様に、取りあえず目先の不安を取り除くために自分で方便を作り心のバランスを得ることが、 認知不協和と呼ばれます。

認知不協和に基づく行動の中でも、直接的に命の危険に結びつかないまでも、迷った際に転がり先を選ぶ原動力となる場合が、よくあります。 たとえば・・・

  • テレビでガンガン宣伝している商品だから効果があるだろうと思い、通販で買ってしまう。
  • 大手メーカーが嘘を宣伝するはずがないので、買ってしまう。
  • 有名タレントが宣伝しているから安心だから、買ってしまう。
  • 有名ドラッグストアで売っているから効くんだろうと考え、買ってしまう。
  • 医者の言う事だけ聞いていれば大丈夫だろうと、生活習慣を改めない。
  • 自分だけはコロナに感染しないだろうと考え、平気で人混みに出かけてしまう。

このような行動を全て否定するものではありませんが、多数派同調バイアス・正常性バイアス・認知不協和などの心理的バイアスは全て、正常な判断を阻害する負の力として働き、 本来できるはずの正常な判断を狂わす要因です。生活習慣病の多くが、バイアスなど精神的な影響を受けていることは否めないのではないでしょうか。逆に、疑り深く人の言うことは鵜呑みにせず、確証や証拠のないことには興味を示さず、自分の意見でしか動かない人と、どちらが長生きできるでしょうか。

答えは誰にもわかりませんが。