なかなか梅雨が開けない関東ですが、北海道の気温や冷害を心配する意見も多いようです。以下は、北海道立十勝農業試験場のhpから抜粋したものです。


開花期前後に平均気温15~17℃以下の低温が10~14日間程度続くと落花、落莢が多くなり着莢不良や一莢内粒数の減少による障害型の冷害が起こります。

一方、開花期前後が順調に推移した場合でも、開花期後3週間以内に平均気温17℃以下の低温が10日間前後続いた場合、白目の品種で臍および臍周辺が褐色に変色する着色粒発生の危険があります。

昨年の十勝地方のように、8月上旬に最低気温15℃前後の気温が10日間程度続いた時、「トヨムスメ」や「カリユタカ」などの品種で着色粒が多く発生しました。これに対して臍周辺の着色抵抗性を持つ白目品種「トヨホマレ」や「トヨコマチ」を品種選択することが現在唯一の方法といえます。

(※)当社が栽培しているトヨマサリは「トヨムスメ」、「トヨコマチ」「カリユタカ」および「トヨホマレ」の総称です。十勝農業試験場のお墨付きですので、環境に強いわけです。


<↑ 6月の北海道農場の様子>