[え] NKは 生まれながらの 殺し屋細胞 ヒトの免疫システムは大きく分けて2種類があり、それぞれ自然免疫と獲得免疫と呼ばれています。以前免疫は産まれながら自然に備わっていることからその名がつけられ、体にとって不要なバクテリアや老廃物などを攻撃したり、食べてしまったりして退治します。自然免疫システムを構成する代表選手がNK細胞です。 NKはナチュラルキラーの省略で、自然免疫の殺し屋とも言われる頼もしい細胞なのです。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになって
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弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。本日は「あ」
[あ] 青い鳥 あなたも持ってる 腸内菌 メーテルリンク作の童話「青い鳥」をご存知でしょうか。病気の少女を救うため、幸せの青い鳥を探す旅に出たチルチルとミチルは、様々な世界を青い鳥を探して回りましたが、結局、探し当てる事ができずに家に戻ってきますが、なんと幸せの青い鳥は自分たちの家にいた、という童話です。 童話の意図は、幸福とは気がつかないだけでごく身の回りに潜んでいるもの、というストーリーです。 現代人が健康という名の幸せを求めて彷徨う姿は、まるでチルチルとミチルのよう。自分の健康に本当に必要なものは、私たちが生まれた時から授かった免疫力という力。 それを発揮する鍵はお腹の中にいる腸内細菌た
腸内宇宙の話
私たちが受精卵からヒトへと成長する過程で、脳や心臓よりも先に皮膚や腸が出来上がる事が、発生学上の研究で明らかになりました。栄養を吸収する機能と、外敵から身を守る免疫系の機能から出来上がっていくのは理にかなっています。 免疫機能は、口から入ってきた有害な物質は腸から排泄し、あるいは皮膚というバリヤーによって体内に入り込もうとする細菌や毒物から身を守る、生体防御機能とも言えます。私たちを守る砦である腸と皮膚はよく、口とお尻の穴でつながった1本の管(くだ)にも例えられ、互いに影響し合っています。便秘などで腸内環境が悪い時には、肌にブツブツができて目に見える形で腸の異常を訴えかけ、実は免疫機能が低下し
糖と食物繊維を考える
先日、テレ系の朝の番組で食物繊維(とタンパク質)が血糖値の上昇を抑える、という特集をやっていましたが、内容に大きな誤解があるので解説します。 タンパク質の話は別の機会に据え置きまして、食物繊維の話をします。番組では、野菜の後に炭水化物(糖の集まったものです)という順番で食事をとると、その逆の順番で食事をした場合に比べて、血糖値の上昇が抑えられるというものです。これは事実だと思います(出典は大阪府立大の今井先生の論文と思われます)。しかしその理由として解説していた某医師は、下の写真のように、先に食物繊維を食べておくと、食物繊維が小腸の壁にへばりつく膜のような形で、後で食べた炭水化物や糖分をブロッ
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