腸内バランスを調えましょうとか、腸内環境を善玉菌優性にしましょう、という言い方をよく聞きます。 腸内細菌を善玉菌と悪玉菌の2つに大きく分けて、そのバランスを論じたものですが、日和見(ひよりみ)菌と呼ばれる、善玉菌にも悪玉菌にも転がる可能性がある菌の存在は別として、どのくらいのバランス比ならば良いのでしょうか。 腸内菌にはその人固有のバランスが存在するはずであり、この問いに明確な答えはないのかもしれません。逆に、善玉菌が多ければ多いほど良いという理論も、いささか乱暴に聞こえます。 そもそも悪玉菌と呼ばれている種類の腸内細菌は、ヒトには不要なものなのでしょうか。筆者は、そもそも腸内細菌を善悪の名称
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