[お] お腹冷やすな 冷やすと増えない 腸内菌
昔から子供の頃には、「お腹を冷やすと風邪ひくぞ」などと言われていたものです。なぜお腹を冷やすと風邪をひくのかなど気にせずに、盲目的に親の言うことを聞いてきた方も多いと思います。結論から言いますと、お腹には腸内細菌が生息している腸があります。また体内をパトロールしているような免疫細胞の7割くらいが、腸のそばで腸内細菌と情報のやり取りをしていることが分かってきました。腸内細菌も免疫細胞も生き物ですので、彼らが最も快適に仕事ができる温度があります。これを至適(してき)温度と呼び、体温がその温度にあたります。 お腹が冷えると、彼らの環境温度が至適温度より低くなてしまうため、免疫力細胞の活性度の低下や免疫力の低下をもたらし、その結果免疫力が低下し、風邪をひきやすくなる、というわけです。昔の人はそんなメカニズムを知っていたわけはありませんので、先人の知恵、ということだと思います。

腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。
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