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イソフラボンの機能性は発酵から

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大豆に多く含まれるイソフラボンは、構造が女性ホルモンに似ている生理活性物質として有名で、骨粗しょう症や乳がんの予防に効果があるとも言われています。 しかし、大豆の中のイソフラボンの9割以上は配糖体として存在しているため、そのままでは体に吸収されません。そこで実際は

ネコの糞から取ったコーヒー

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コピ・ルアク(Kopi Luwak)という、主にインドネシアで生産されるジャコウネコの糞から採られたコーヒー豆をご存知でしょうか。 もともと、インドネシアのコーヒー農園で栽培されたコーヒーの果実(コーヒーは豆でなく種子)を、野生のマレージャコウネコが餌として食べ、農家が未消化のコーヒー豆をネコの糞の中から探し出して洗浄・乾燥・焙煎したものです。 果肉は消化されるのですが、種子のコーヒー豆は消化されずにそのまま排泄されるようで、排泄までの腸内の発酵過程でジャコウネコの腸内細菌や、主に腸内細菌の代謝物が種子の表面から染み込んで、コーヒー豆に独特の香味が加わったものだと思います。

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