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鳴りを潜める乳酸菌CM

biomeisterの日記

最近、と言ってもクルーズ船のニュースが頻繁に流れるように成り、誰もがコロナの存在を知るようになった2月頃からの事だが、乳酸菌飲料や機能性ヨーグルトのCMが少なくなったと思わないだろうか? というか、ほとんど見なくなったとも言えるのではないかと思う。 何故か? そりゃそうだろう。 誰でも免疫力をあげてコロナから身を守りたいと思うのだから、納豆までスーパーの棚からなくなるくらいだ。ちょっとした免疫関係の情報にだって敏感になっている時に、インフルエンザの流行る頃なんかすごい勢いだったヨーグルト屋さんが、ほとんど出てこない理由は単純。効かないからだ。 100円足らずのヨーグルトで免疫力が上がったら苦労しないよ。 それは、作ってる人も研究者もみんな分かっている事だ。 彼らはただ売れればいいのだ。 本当に免疫力が求められている時に、下手に宣伝してバカ売れして、みんなが全然効かないと声を始めたら困るのだよ、彼らは。 だから、効いたか効かなかったか、上がったか上がらなかったか分からない時にガンガン宣伝して、惰性で習慣のように買ってもらいたいのだ。それは今ではない。 それでも近くのスーパーのR1売り場に・・・

命の時間を考える

biomeisterの日記

命ある限り健康で美しく元気な生き方をしたい、それは古今東西を問わず人類共通の願いだと思います。「鉄道が速くなっても人生の時間は変わらない」とトルストイは言いました。確かに交通手段は馬車から蒸気機関車へ、そして自動車からジェット機へと進歩し、私たちの移動時間は短くなりました。 産業革命当時のイギリスの平均寿命は約40才でしたから、この200年ほどで人間は2倍の人生を楽しめるようになったことになります。しかし皮肉にも、人生の時間が長くなり日本も世界一の長寿国になったわりには、多くの現代人が物質的、精神的な外的要因によって健康を損ねているのが現状ではないでしょうか。その上、進歩したとは言え近代医学に頼るだけでは、すべての病から回復することが難しいのも現実で、国の財政破綻、医療費高騰、病院倒産、医師不足、年金支給額への不安などは増すばかり。もはや医療制度に頼るだけでは、健康な生活が維持できない時代ではないでしょうか。 「天寿」という言葉のとおり、天から与えられていると信じていた健康や寿命というものが、実は自らの力で手に入れなくてはならないものであると、近年私たちは知らされました。では具体的にど・・・

暗黙のシナリオ

biomeisterの日記

糖尿病の患者数は約740 万人とも言われ、これからの高齢化社会が立ち向かわなくてはならない社会問題と言ってもよいでしょう。糖尿病には更に880 万人もの予備軍と呼ばれる存在があり、合わせて1,600万人もの糖尿病患者・・・などと例えられています。実際の予備軍ならば戦地に赴かない場合もあるので、糖尿病にならない場合もあるような曖昧なイメージを持ちがちですが、果たしてそうでしょうか。 実際は、予備軍もいつの間にか本隊に合流してしまい、最前線か後方部隊かという違いがあるだけです。 軍の文字に込められた真の怖さ。それは生活習慣病は原因が漠然としているために治療が難しい病気だという事。そして単一の病巣が原因でないために根本治療を行う事ができず、 いつの間にか本隊に合流するという、暗黙のシナリオが存在するという暗示ではないでしょうか。

2019年10月の大豆畑(大豆写真集46)

農場だより

当社の無農薬大豆圃場(ほじょう)に行く途中の景色です。十勝の秋らしい風景です。

健康と食事を考える

biomeisterの日記

糖尿病などの生活習慣病をターゲットとして、医者や学者がよく口にするのは「運動とバランスのとれた食事」という言葉です。 同じ言葉を、あらためてここで繰り返すつもりはありません。健康を守るのは市販のサプリメントではなく食事だということ、それは誰でも分かっています。 私たちは宇宙飛行士ではないのですから、野菜や魚も肉だって、金魚の餌のようなドライフードではなく、自然の食品が一番良いに決まっています。 また運動にしても、各自に毎日運動ができる環境があれば、これほど通販で健康器具が売れたりはしないでしょう。 入院患者ならば、定期的な運動も実現可能でしょうが、現代人にはきれいごとにしか聞こえません。仕事や家事、育児など変えようのない生活習慣、また安くて調理が簡単な食が横行する食文化の中で、理想論を言われても、どうしようもないのが現代人の生活なのです。 さらに考えなくてはならないのは、その様に具体性に欠ける運動や食事のバランス指導に従うだけで、果たして本当に生活習慣病から回復し、健康を維持できるものなのかということです。飽食の時代と言われますが、誰もが大食漢になり生活習慣病になったわけではありません・・・

臓器の寿命を考える

biomeisterの日記

腸に限らず、ヒトの臓器の寿命は生まれた時から遺伝子情報で決められています。重要な臓器が機能を停止すれば、それはすなはちその人が寿命を迎えたことになります。アンチエイジングを試みて、食生活や生活習慣などを改善することで多少の違いは出てくるかもしれませんが、持って生まれた寿命を大幅に引き延ばすことは困難です。 脳の臓器としての寿命は125歳とも言われていますので、すべての臓器を人口臓器に置き換えたとすれば、ヒトは125歳くらいまでは生きられるのかもしれません。現代医学も進歩して、感染症を予防しトラブルを早期に発見することで、臓器の寿命を延ばすことには貢献していますが、遺伝子に書かれたプログラムを変更するまでには至っていません。 近い将来、遺伝子情報を書き換えて、ヒトの寿命がコントロールされる時代が訪れるかもしれませんが、いまの私たちが天寿を迎えるためにすべきことは、それぞれ持って生まれた免疫力を最大限に活用すること。つまり若い頃のように、常に高い免疫力を維持していることではないでしょうか。 そのためには、免疫関係最大の機関であると言われる腸の本当の働きに着目し、最も効率良く免疫のスイッチを・・・

2019年9月の大豆畑(大豆写真集45)

農場だより

今年の弊社の契約圃場です。一見、ジオラマのように見える幻想的な風景です。

弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。本日は「び」

カルタ解説

[び] 微絨毛 広げて畳が 九枚分 |  腸は1本のパイプのような構造ですが、腸壁を拡大してみると絨毛(じゅうもう)と呼ばれる絨毯の毛のようなものがぎっしりと生えています。 さらに絨毛の表面を拡大すると微絨毛(びじゅうもう)と呼ばれる細い毛のような繊維状に枝分かれしたものが存在しており、全体として腸壁の面積を増やしていることになります。 これら、絨毛や微絨毛の表面積を全て合わせると約400m2とも言われ、これは畳9枚に相当する広い面石ということになります。 腸内ではこの畳9枚の面積にびっしりと腸内細菌が棲(す)みついていて、私たちの食べた食品が消化物となったものを栄養源に、様々な活動をしているのです。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。

弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。本日は「わ」

カルタ解説

[わ] 悪者が いないとドラマは 成り立たぬ |  善玉菌・悪玉菌と言われ分けられている腸内細菌ですが、実は数の上では善玉でも悪玉でもない日和見菌と呼ばれる菌の数が一番多いと言われています。日和見菌は、腸内の状況によっては、人に良くも悪くも働くため、このように言われています。では、腸内細菌が全てビフィズス菌などの善玉菌であれば良いのか、悪玉菌は 全くいない方が良いのかと言えば、そのようなことはありません。善玉菌も悪玉菌も日和見菌も、その人なりのバランスをもって共存していることが重要で、どちらかの菌が多い方が良い、ということはありません。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。

植物性乳酸菌は誤り

biomeisterの日記

牛乳など動物性食材を発酵させてヨーグルトやチーズを作るものは「動物性乳酸菌」で、穀類や野菜など植物性の食材を発酵させてお酒や漬け物などをつくる菌は「植物性乳酸菌」・・・などと書かれた販売資料がありますが、基本的(学術的)にこれは間違いです。 そもそも乳酸菌は、『バクテリアの中で、ブドウ糖から乳酸を50%以上の率で生産して、内成胞子を作らない非運動性の細菌グループ』の総称です。乳酸菌は地面や葉っぱなど、どこから取ってきて分離しても乳酸菌は乳酸菌です。 動物から取ってきたので動物性乳酸菌などとは言いませんし、某メーカーKが植物性乳酸菌として飲料を販売していますが、それならば『植物由来の乳酸菌』と言うべきです。(この件で、某腸内細菌シンポジウムで、業界では有名な理科学研究所のB先生が、某メーカーKの発表者を叱責しているのを横で聞いたことがあります)市販のヨーグルトに使われるカゼイという菌にも、植物由来のものがありますので、別に珍しいものではありません。あえて植物性と呼ぶのは、いかにも特殊だという印象を与えるための戦略でしょうが、消費者を惑わす宣伝方法と言われても仕方ありません。その意味では、・・・

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