弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。本日は「す」
[す] 好き嫌い 腸内菌にも あるみたい ヒトの腸内にはそれぞれ、数百種類、数百兆匹とも言われる大量の腸内細菌が存在します。それぞれ同じ種類の菌はコロニーと呼ばれる集落を作り、塊となって生息しています。菌の栄養源は基本的にはグルコースなどの糖分ですが、ビフィズス菌などの一部の菌は 食物繊維をも消化(資化といいます)します。それらの栄養源は私たちの食べた食物に含まれているわけですが、糖や食物繊維にも細かい種類や性質があるので、菌の種類によって消化しやすいもの、しにくいものが存在します。それらを菌の好き機いとは呼びませんが、菌によって好んで消化する成分があることは事実なのです。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。本日は「し」
[し] 脂肪細胞 細胞だから 生きている 脂肪と聞くとバターやマーガリンのような油の塊を想像されると思います。しかし私たちの体内にある脂肪には、皮膚や筋肉の元になっている細胞と同じ棟に、細胞核があるのです。 脂肪に細胞核があるということは、脂肪が生きているということになります。スーパーで売られているバターは生きていませんので、当然いくら栄養素を与えても大きくなったり量が増えたりはしません。しかし、私たちの体内にある脂肪は生きていますので、栄養を与えればどんどん大きくなります。 ですので、過食や栄養過多の状態に成ると脂肪(細胞)が大きくなっていき、「太った」と言われるようになるのです。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。本日は「さ」
[さ] 酸素が なにより嫌いな ビフィズス菌 腸内細菌の中でも、善玉菌の代表選手であるビフィズス菌は偏性嫌気性菌と呼ばれ、とても酸素を嫌う性質があります。そこで、 ビフィズス菌を使ってヨーグルトや乳酸菌飲料を作る場合は、ビフィズス菌に、酸素を消費する性質を持つような乳酸菌を混ぜて発酵させ、乳酸菌がビフィズス菌の発酵を助ける形で製品を作ります。 またヨーグルトメーカーも、ビフィズス菌をなるべく酸素に触れさせないため、様々な工夫を行っています。 ビフィズス菌が入ったヨーグルトを食べる際には、むやみにかき混ぜて菌が空気に触れないようにした方が、ビフィズス菌の生存率は上がります。 しかし、その菌が胃酸で死滅せず、また腸内に届いた際にどのような働きができるかは、全く別の話です。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。本日は「こ」
[こ] 献立で 菌の活性 変わります 腸内では、消化酵素によって消化物が分解され腸壁から吸収される一方、腸内細菌たちも消化物を栄養源として発酵が行われ、消化物が分解されていくという、二つの分解吸収作業が同時に行われます。 つまり、栄養分の奪い合いのようなことが起きているのですが、消化酵素では分解できない食物繊維やオリゴ糖などの長い構造の糖は腸内細菌のみが分解できます。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
化粧品と宇宙
バイオローザなど、化粧品を開発している立場から、化粧品というものについて少し書いてみます。 化粧品を英語で言うとCosmetics(コスメティクス)。その語源はギリシア語の「kosmos」です。ギリシア語でKosmos の意味は「秩序」や「調和」。古代ギリシアの人々は星や星座の動きに秩序があることを知っており、宇宙の秩序だった並び方から占星術が生まれました。天体の運行に秩序があるという発見はやがて、宇宙が人生に影響を与えているとい発想につながったのです。やがて宇宙とコミュニケーションを取り合うあこがれは、宇宙を取り入れ、調和を目指すようになりました。 古代では、化粧が受け持つ役割は未知の宇宙へのメッセージであり、反対に化粧品宇宙からのメッセージを自分の中に取り入れるという感覚から生まれたものなのです。いつの日も、女性が求める(男性も?)美への憧れや美しさは、宇宙と一体となったイメージを持つことにより、実現するのではないでしょうか。異性、同性という「人」に対してではなく、広く果てしない宇宙に向けたメッセージとして、毎日のコスメを考えてはいかがでしょうか。
弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。本日は「け」
[け] 嫌気性 腸内宇宙に 酸素なし バクテリア(菌)には嫌気(けんき)性と呼ばれる、酸素を嫌う細菌も多いのですが、私たちの腸内にいる乳酸菌は酸素があっても生きられる通性嫌気性と呼ばれる菌です。厳密な意味では腸内に全く酸素がないわけではありませんが、善玉菌の代表選手であるビフィズス菌は、偏性嫌気性菌と呼ばれ、通性嫌気性菌よりも酸素を嫌う性質があります。 できれば宇宙空間のような環境の方が、ビフィズス菌は元気に育つのです。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。本日は「く」
[く] グルコース 菌の好物 甘いもの 乳酸菌など、腸内に生息する腸内細菌たちには、糖分を栄養源として生きています。しかし、糖分と言っても私たちの食卓に乗っている白砂糖(ショ糖:スクロースとも呼ぶ)だけでなく、糖がいくつか繋がって鎖状になっているオリゴ糖など、長さの違う糖が食品中には存在します。 腸内菌にはそれぞれ糖の種類に好みがあり、乳酸菌はスクロースよりもグルコース(ブドウ糖)や果糖(フルクトース)の方が好みです。特にグルコースは、そのまま私たちの身体中の脂肪のエネルギーとしても利用されるので、菌の好物だけでなく細胞の好物と読んでも良いでしょう。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。本日は「き」
[き] 機能性 気のせい食品 ばかりかも 機能性を持つとして宣伝、販売されている食品はが数多くあります。特製機能性食品として、一部の機能性が認められている製品もありますが、通販やTV-CMなど大々的に宣伝されている製品の多くは、芸能人のキャラクターイメージで「膝に良い」「元気が出る」などの昨日を想像させる製品です。 もちろん、それらの機能性につながる成分が配合されてはいるのですが、食品に機能性を表示できないという法的な規制もあるとはいえ、効果に疑問符がつく製品が少なくありません。 それらの食品のことを私たちは機能性食品ではなく「気のせい食品」と読んでいます。飲んだり食べたりしても効果が期待できない、効果があってもそれは気のせい、という」レベルの製品です。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。本日は「か」
[か] 加齢臭 ニオイの元は 代謝物 オヤジ臭い加齢臭は中高年男性が嫌われる原因の一つですが、実は加齢臭の正体は皮膚に生息する常在菌の出す代謝物という成分のニオイなのです。皮膚常在菌は一生を通じて皮膚上に常に存在する様々な菌であり、常在菌が出す代謝物が、時にはバイキンを寄せけない働きをします。 しかし常在菌も年齢とともに種類が変わっていき、皮膚上の汗や老廃物を栄養源として生きている常在菌が出す代謝物も、質が変わっていきます。10代の若者には10代の常在菌が出す、若々しい代謝物の臭いがあり、中高年には中高年の常在菌が出す代謝物の臭いがあり、これが加齢臭と呼ばれる者の正体です。 このように私たちの体内外に生息している菌たちは、皮膚常在菌に限らず加齢の影響を受け、臭いだけでなく菌の受け持つ本来の働きも影響を受けます。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるようになっています。
弊社で販売している腸内カルタの、読み札の解説をしていきます。本日は「お」
[お] お腹冷やすな 冷やすと増えない 腸内菌 昔から子供の頃には、「お腹を冷やすと風邪ひくぞ」などと言われていたものです。なぜお腹を冷やすと風邪をひくのかなど気にせずに、盲目的に親の言うことを聞いてきた方も多いと思います。結論から言いますと、お腹には腸内細菌が生息している腸があります。また体内をパトロールしているような免疫細胞の7割くらいが、腸のそばで腸内細菌と情報のやり取りをしていることが分かってきました。腸内細菌も免疫細胞も生き物ですので、彼らが最も快適に仕事ができる温度があります。これを至適(してき)温度と呼び、体温がその温度にあたります。 お腹が冷えると、彼らの環境温度が至適温度より低くなてしまうため、免疫力細胞の活性度の低下や免疫力の低下をもたらし、その結果免疫力が低下し、風邪をひきやすくなる、というわけです。昔の人はそんなメカニズムを知っていたわけはありませんので、先人の知恵、ということだと思います。 腸内フローラや腸内環境について勉強したい方は、参考にしてください。 腸内カルタ を買ってくださった方にはパスワードを発行し、全ての読み札の解説が載っているサイトに入れるよう・・・