ごあいさつ

遺伝子やips細胞など、ライフサイエンスと呼ばれる老化や生命維持機構の研究の進歩に伴い、腸内細菌の働きの解明が急速に進んでいます。
昨今の乳酸菌ブームの中で、腸内フローラという言葉も一般的になりました。
腸内フローラを形成する数100種類、数千兆個とも言われる腸内細菌の中でも、ビフィズス菌に代表される善玉菌と呼ばれる腸内細菌が、免疫力の維持に欠かせない存在だと言うことも判明しました。
今や腸内細菌をどのように活用するかが、健康的な人生を送るキーポイントになる時代が訪れたのです。
このブログは、腸内細菌の偏屈(へんくつ)研究者が日々の仕事や暮らしの中で感じた事を、独自の視点からお伝えしていきます。

最新情報

フラスコ、ちょっと可愛いかも

ヤカンではないけれど、このフラスコ、ちょっと可愛いかも。今日の朝1番のコーヒーはホンジュラスの浅焙煎をベースに、ブラジルとケニヤの深焙煎をブレンドしました。ホンジュラスは富山のtownsforkで買った豆ですが、もう1ヶ月経つので早めに使い切ろうと、積極的に使ってます。・・・

生豆の在庫

ウチの生豆の在庫です。飲むための消費量も多いのですが、実験に使う豆も多く、しょっちゅう追加されています。大型の冷凍庫なので、実は他にもアイスクリームとかが入っていますが、写らない様に寄せました。笑・・・

米倉涼子(ドクターX)のこの表示は正解

糖質ダイエットという言葉が流行り、炭水化物を摂らずにダイエットなどという減量方法ですが、実(まこと)しやかに語られるようになりました。嘆かわしい誤解だと言わざるを得ないです。我々に必要な栄養素としてあげられる炭水化物を細かく分けると図のようになります。 厚労省によれば、人間の身体になくてはならない栄養素のうち、エネルギー(カロリー)源となる「たんぱく質・脂質・炭水化物」を『エネルギー産生栄養素』と呼んでいます。以前は三大栄養素とも言われていました。 この中の炭水化物をさらに細かく分け、腸内細菌の中の善玉菌を増やすとされる食物繊維を除くと、糖質という成分となります。糖質には、炭水化物と同様にビフィズス菌など善玉菌の餌となるオリゴ糖も含まれます。 さらに糖質の中には糖類という、砂糖やブドウ糖、麦芽糖などの、すぐに吸収されてエネルギーになりやすい成分が分けられています。過剰に摂取された糖類はインスリンの働きで脂肪として蓄えられることになるので、糖類をある程度制限するのは理解できます。しかし炭水化物には、むしろ食物繊維やオリゴ糖など、消化されても脂肪にならないどころか、メネキ既往を高める可能性・・・・・・

笑ってしまった内田有紀のインタビュー

奇跡の45歳と言われる内田有紀へ、美貌を保つ秘訣はどこにあるのかとのインタビュー記事を読み、思わず笑ってしまった。「食事とか気をつけていることは?」との問いに曰く、「顔というよりは食べた分は段々体につきますからね。お昼は炭水化物をやめて野菜ジュースとヨーグルトを合わせただけで、夜はお肉もお魚もおいしく食べるとか。そういう感じで炭水化物を減らします。それだけです。特別なことはやっていません。化粧も最低限で化粧水を普通に、とかぐらいです。(略)」 彼女は野菜ジュースやヨーグルトが炭水化物のカタマリだとは、知らないらしい。 というか、内田有紀だけではないだろうが、炭水化物がお米やうどんだけを指す言葉だと勘違いしている女性は多い。炭水化物ダイエットなどという言葉は、三大栄養素の一つを摂ることをやめて、死にましょうということに匹敵する。 言葉の定義によると、炭水化物は人間の身体になくてはならない栄養素のうち、エネルギー源となる栄養素とされている。タンパク質や脂質はエネルギー源とはならないので、炭水化物を絶たれれば人間は死ぬ。しかし内田有紀の音葉のうち、炭水化物を糖質に変えたとしても、また糖類に変・・・・・・

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