糖尿病の患者数は約740 万人とも言われ、これからの高齢化社会が立ち向かわなくてはならない社会問題と言ってもよいでしょう。
糖尿病には更に880 万人もの予備軍と呼ばれる存在があり、合わせて1,600万人もの糖尿病患者・・・などと例えられています。
実際の予備軍ならば戦地に赴かない場合もあるので、糖尿病にならない場合もあるような曖昧なイメージを持ちがちですが、果たしてそうでしょうか。 実際は、予備軍もいつの間にか本隊に合流してしまい、最前線か後方部隊かという違いがあるだけです。

軍の文字に込められた真の怖さ。それは生活習慣病は原因が漠然としているために治療が難しい病気だという事。そして単一の病巣が原因でないために根本治療を行う事ができず、 いつの間にか本隊に合流するという、暗黙のシナリオが存在するという暗示ではないでしょうか。